推進グループの構成員 演技者・演奏者
「防災一人語り」推進グループ は、各作品の作者・翻訳者等の11人と、演技者として三咲順子(「防災一人語りと私」)、ハンナ・グレース(プロフィール)、川柳つくし(落語協会「芸人紹介」)、レミ・ダンカン(プロフィール)、岩田 瞳(プロフィール)、ケリー・ホールウェイ(プロフィール)の6人、演奏者としてハーモニカ奏者・寺澤ひろみ(プロフィール)、チェロ奏者の中村沙穂(プロフィール)&宮尾 悠(プロフィール)、クラリネット奏者・中島健太(プロフィール)、フルート奏者・髙木美里(プロフィール)の5人、総員22人の皆さんで構成されています。
三咲さんは 防災一人語りシリーズ 第1部~第7部の各作品で音楽も担当してピアノを弾き語り、ハンナさんは第5部「グラウンド・ゼロ」の英語版 Ground Zero を語ります。
つくし師匠は第8部「レインボウサイン」の語りとともに、防災落語 其の一~其の五と其の二の英語版、各作品を自作自演します。
レミさんは第2部「ごく普通の家族」の英語版 Just As An Ordinary Family と、第10部「命のバトン」の英語版 Life's Relay Baton を語ります。
岩田さんは第10部「命のバトン」と第9部「見果てぬ夢-志保の調査日記より-」を語り、ケリーさんは Just As An Ordinary Family と Ground Zero を語ります。
寺澤さんは自身が主人公「ひろみ」のモデルの「レインボウサイン」、中村さんと宮尾さんは防災落語 其の四「セロ弾きのゴーシュ」と Ground Zero の2作品、中島さんは「命のバトン」と Life's Relay Baton の2作品、髙木さんは「見果てぬ夢」で演奏します。
各構成員は、複数の目でよりよい脚本と演技演奏を目指すとともに、防災一人語りの作品の制作及び自主公演の開催や他の機関の公演への協力など、「防災一人語り」について連携して推進しています。
※ 推進グループの運営に係る内規
また、こうした活動は、故益田順子さん(「在りし日の stardust 益田順子さん」)をはじめ、全国各地での多くの協力者の皆様のご理解とご支援のもとに進められています。
「防災一人語り」推進活動にご協力いただいた益田順子さん
各作品(脚本)の執筆者・翻訳者等
第1部「おにぎりいっぱいの愛」は拓殖大学第一高等学校(東京都武蔵村山市)教諭で同校演劇部顧問の市村益宏さんが執筆し、第4部「写真」は池田和生さん(執筆当時、東京消防庁職員)と東出夕美子さんが共同執筆しました。
高校3年生で第2部「ごく普通の家族」を執筆した山口芽衣さんは、続いて第3部「救急救命士・島村ひとみ」の執筆に着手し、推敲を重ね大学4年生になって完成しました。
第5部「グラウンド・ゼロ」は、長谷川とし子さんが英語原文を日本語に翻訳したニューヨーク市消防局女性はしご隊長、ブレンダ・バークマンさんの活動記録をもとにして、加藤 雅(執筆当時、東京消防庁職員。「防災一人語り」推進グループ代表)が脚色しました。
第6部「迷子椎(まいごじい)-三宅島大噴火-」は、演出家・劇作家の鈴木正光さん(巣林舎代表)が平成12(2000)年の夏に発生した雄山(おやま)大噴火による全島避難時の状況と、それから10年以上が経過した三宅島島民の皆さんの安全と復興に向けた熱い思いを伝えようと、東日本大震災による被災地の皆さんへのエールも込めて執筆したものです。
鈴木正光さん(撮影:坂野 順さん)。平成30(2018)年5月10日、ご逝去されました。
これまでに賜りました「防災一人語り」推進活動へのご指導ご支援に、深く感謝を申し上げます。
第7部「グスコーブドリの伝記」は、演出家・劇作家の永島直樹さん(演劇プロデュース集団「遊人塾・劇舎」主宰)が、宮沢賢治の童話「グスコーブドリの伝記」を原作にして執筆しました。永島直樹さんは続いて、少年消防クラブの活動を題材にした第8部「レインボウサイン」と消防法に基づく火災原因調査の事務を題材にした第9部「見果てぬ夢-志保の調査日記より-」、救命講習を進めるNPO法人「命のバトン」の活動を題材にした第10部「命のバトン」を執筆しました。
福井市消防局オリジナル「命を守る 切り札」は、住宅用火災警報器設置促進フェスタ(上演記録 №14)のために、村嶋哲郎さん(執筆当時、同局職員)が執筆しました。福井市内で住宅用火災警報器の設置期限を目前にして発生した住宅火災を基にしています。
さらに、第2部英語版 “Just As An Ordinary Family” を翻訳した長谷川とし子さんと英語監修を担当したジョニー小椋さん、第5部英語版 “Ground Zero” を翻訳した山口典子さんです。